飼育日誌

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サバンナを駆けめぐる最大の鳥

ダチョウ

鳥綱 ダチョウ目 ダチョウ科

日本平動物園では

♂ クランキー(2012年3月28日生まれ) 2013年3月来園
  首に紫色のタグが付いています。来園当時はまだ幼く、♀と同じような羽の色をしていましたが、
  今では立派な黒い羽になり、次第に♂らしくなってきました。
飼育員が好きでよく追いかけてきます。
   
国内生まれのアフリカンブラック種(家畜種)です。
2015年2月に♀のクララが亡くなり、現在♂1羽を展示しています。

一般的には

【生息地】
東アフリカのよく乾燥した開けた草原や、やぶのあるような所

【食べ物】
(野 生)植物や昆虫など
(動物園)青菜、小麦、青米、養鶏用配合、フスマ、小鳥配合

【大きさ】
175cm~275cm 体重 120kg~180kg

【寿 命】
約40年

【分 類】
野生のダチョウは1種(4亜種)が知られています。レッドネック系と呼ばれる北アフリカダチョウとマサイダチョウ、ブルーネック系と呼ばれる南アフリカダチョウとソマリアダチョウの4亜種が存在します。

【形 態】
鳥類の中で最大の鳥で、足指が2本(第3指、4指)ずつしかなく、敵に対する武器に使用(前蹴り)します。飛ぶことはできませんが、時速50kmほどで走ることができ、鳥類の中で最速です。♂は羽が黒色、♀は羽が灰色なので、簡単に見分けることができます。ただし、幼い♂は♀と同じような羽の色をしています。

【繁殖生理】
卵は長径15~20cm、重さ1.2kgほどもあり、あらゆる生物の中で最大です。しかし、体の大きさに対する卵の大きさの割合は鳥類の中で最も小さく、大きな体の割には小さな卵を産みます。少し地面を掘っただけの、簡単な巣を作ります。1つのハーレムの♀は同じ巣の中に産卵をして普通15~20個、時には30個もの卵が1つの巣にならぶこともあります。♂と♀が協力して抱卵します。♀は主に昼間、♂は夜間に抱卵するとの報告もあり、雌雄それぞれ抱卵中に外敵に見つかりにくくするために適した羽の色をしているのではないか、とも考えられています。産卵から40日ほどで雛が孵り、繁殖できるまでに成熟するには3~5年かかります。

【語 源】
ダチョウは漢字で「駝鳥」と書き、「駝」は『ラクダ(駱駝)に似た鳥』という意味でつけられました。

【日本のダチョウ】
 国内で飼育されているダチョウのほとんどは、野生種ではなく、アフリカンブラックという家畜種(改良種)です。19世紀後半の南アフリカ共和国において、上記の4亜種を交配・育成して誕生しました。 アフリカンブラックは、野生のダチョウと比べて、①小柄で早熟、②大人しくて飼育しやすい、③産卵数が多い、④羽や皮革の品質が良い、などの特徴があります。

飼育日誌より

2015.11.16
ダチョウ (♂)飼育員に向かって発情のディスプレイをする。

2015.08.03
ダチョウ (♂)朝、発情のディスプレイを飼育員に向かってしきりに行う。脚も濃いピンク色になっている。背中(首元)の擦れて抜けていた羽は生え換わり、きれいになっている。

2015.03.09
ダチョウ (♂)求愛ディスプレイが盛んで何度もする。

2013.10.04
ダチョウ (♂)昼、放飼場に座り羽をパタパタさせている。嘴や肢が少しピンク色になっている。(発情期)

2013.09.02
ダチョウ (♂)(♀)交尾あり。このペアでは初めて確認する。

でっきぶらしより

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