人間と一緒にはたらく大食漢
アジアゾウ
哺乳綱 長鼻目 ゾウ科
日本平動物園では
♀ ダンボ (1966年生まれ(推定)) 写真左
※シャンティは、2022年5月5日に亡くなりました。
1966年生まれ(推定)の「ダンボ」メス1頭を飼育しています。毎日、乾草やニンジン、サツマイモなどをあわせて約60kg食べます。飲み水は約150~200L、ちなみにウンコの量は1日60~70kgです。
おすすめポイントは、午後1時15分頃のトレーニングと、日本でここでしか見られない2頭同時でのプールでの水浴び(午後3時半、冬季は休止)です。
ダンボは、昭和44年に日本平動物園が開園した時からずっといます。とても頭が良いのですが、ちょっと気が強く今では飼育係が一緒に部屋に入ることができなくなってしまいました。それでも、3つ年下のシャンティをとってもかわいがっていて、やさしい一面も見せてくれました。
一般的には
【生息地】
インド、タイ、インドネシア、マレーシア、中国南部、スリランカなどの森林地帯
【食べ物】
(自然)草、樹木、竹、果実など
(動物園)乾草 さつまいも にんじん かぼちゃ キャベツ わら ヘイキューブ 草食獣用ペレット
【大きさ】
頭胴長:5.5~6.4m 体高:2.5~3m 体重:3~5t
【寿 命】
60年程度(飼育下で80年以上の記録あり)
【生息数】
アジアで5万頭弱
【特 徴】
牙は2才で生え始め、一生伸び続ける。鼻は筋肉のかたまり。
【生 態】
メスは家族単位で群れをつくる。オスは大半のときを一頭で過ごし、メスの家族群を渡り歩く。歩く速度は4~6kmで突撃や逃げるときには時速40km。湿った森林を好む。
飼育日誌より
2023.01.12
アジアゾウ ダンボ(♀)9:10出舎 。13:15肢出しのトレーニング行う。遠赤外線ヒーター夜間稼働させる。
2022.12.24
アジアゾウ ダンボ(♀)トレーニング後、クリスマスケーキを与える。
2022.11.13
アジアゾウ ダンボ(♀)トレーニング後にパイナップルを与える。雨が降ってきたので早目に入舎する。
2022.09.01
アジアゾウ ダンボ(♀)トレーニング。機嫌が悪く水をかけてくる。
2021.08.22
アジアゾウ ダンボ(♀)シャンティ(♀)昼、スイカを与える。プールに入ってから入舎。