レッサーパンダの現状

レッサーパンダの基本情報

IUCN Red List Range Mapより
生息地

ブータン・中国・ミャンマー・インド・ネパールの標高1,500~4,000mの森林に生息しています。年間最高気温は25℃程度で、冬は雪に覆われた厳しい環境で暮らしています。

生態・特徴

体長は成獣で50~60cm、体重は5~6kgほど。主食は竹ですが、鳥の卵やヒナを食べることもあります。足の裏まで体毛で覆われ、寒さから身を守り、鋭い爪で木登りも得意とします。

〈シセンレッサーパンダ〉
分類
〈ネパールレッサーパンダ〉Ⓒ熱川バナナワニ園

アライグマやイタチの仲間で、生息地や外見的特徴から「シセンレッサーパンダ」と「ネパールレッサーパンダ」の2亜種に分けられます。国内の動物園等で多く飼育されているのはシセンレッサーパンダで、体の茶色が濃く体が大きいです。一方、ネパールレッサーパンダは、茶色が薄く色白の顔つきで、シセンレッサーパンダよりも小柄です。

絶滅危惧種のレッサーパンダ

レッドリストのカテゴリー(上位ほど絶滅危機)

野生での生息数・現状

野生のレッサーパンダの生息数は約2,500~10,000頭と推定されており、IUCN(国際自然保護連合)レッドリストで絶滅危惧種に指定されています。これは、「その動物種の3世代(あるいは10年間)において、生息数が70%減少した」ことに相当するカテゴリーで危機的な状況です。このままだと、あと数十年でレッサーパンダは絶滅してしまう危険性があります。

ちなみに、ホッキョクグマの生息数はおよそ26,000頭(絶滅危惧Ⅱ類)

減少の理由

開発による生息地の消失や断片化、密猟など

レッサーパンダの減少を止めるには、
「生息地の保全」と「動物園の活動」が重要となります。

世界のレッサーパンダ
飼育状況

※国際血統登録調査 2017年末時点

シセンレッサーパンダについては
日本が世界一の飼育数を誇ります。

シセンレッサーパンダ

世界での飼育頭数 349頭
内、日本での飼育頭数 254頭
(56施設) 日本が世界一

ネパールレッサーパンダ

Ⓒ熱川バナナワニ園
世界での飼育頭数 612頭 (欧米を中心に飼育)
内、日本での飼育頭数 14頭
(1施設)
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