飼育日誌

« 前の動物へ次の動物へ »

表情豊かな美しいサル

ブラッザグエノン

哺乳綱 霊長目 オナガザル科

日本平動物園では

♀ レッシー 1999年 当園生まれ
♀ ポッケ  2008年 当園生まれ
♀ ポッキー 2010年 当園生まれ
♂ ユウキ  2009年 豊橋総合動植物公園生
♀ ユッシー 2016年 当園生まれ ユウキとレッシーの子
♂ ユッキー 2016年 当園生まれ ユウキとポッキーの子

現在、繁殖制限のため♂2頭と♀4頭に分けて飼育展示しています。

エチオピアやカメルーンなど、アフリカ中央部の森林や湿地帯に住んでいます。
もともと慎重な性格なのか、朝寝室から放飼場に出る際は、みんなそろってそろりそろりとゆっくり出ていきます。群れのボスたる父・ユウキは周囲の警戒を怠らず、時々子供たちとも遊んであげるというイクメンっぷりを発揮しています。

一般的には

【生息地】

アフリカ中央部の森林地帯。
主に川や沼など湿地帯の周辺に多く、半樹上性の生活をしている。

【食べ物】

(自然)果実、種子、花、きのこ、昆虫
(動物園)リンゴ、オレンジ、バナナ、トマト、キャベツ、小松菜、生芋、生人参、煮芋、煮人参、大豆、パン、煮干、ゆで卵

【大きさ】

頭胴長:39cm~58cm  体重:♂7~8kg ♀4~5kg

【特 徴】

額には三日月形の茶色(オレンジ色)の毛が生えており、鼻の下からあご、喉にかけて白いヒゲのような長い毛が生えている。

【生 態】

樹上と地上の両方で活動し、樹上で素早く動くことができるが、移動するときは地上に降りて移動すると言われている。
ヒョウや猛禽類などの天敵に襲われた時には水の中を逃げることもあり、泳ぎも得意とする。現在では絶滅の可能性は低いとされているが、狩猟や森林開発により生息地が分断されるなど、その数は減少している。

飼育日誌より

2024.03.27
採食良好。入舎時、ユウキが警戒音を出してなかなか入舎せず。つられてブラッザ♀群れとコロブスもなかなか入舎しない。

2024.02.01
ブラッザグエノン ユッキー(♂)新しい餌台の木の皮をよく剥く

2023.11.24
ブラッザグエノン ユッキー(♂)トレーニング棒(泡だて器の持ち手)を指示したところで握った時のみ強化する。トレーニングのやる気が高い日だった。

2023.10.27
ブラッザグエノン ユッキー(♂)7歳の誕生日おめでとう!落花生とバナナ、ブドウをオマケで与える。

2023.10.06
ブラッザグエノン ユッキー(♂)採血トレーニング行う。握手しながらリンゴ食べさせる。食べている間は大丈夫。引っ張られるのは嫌がる。

でっきぶらしより

« 前の動物へ次の動物へ »