でっきぶらし(News Paper)

一覧へ戻る

« 142号の4ページへ142号の6ページへ »

142号(2001年07月)5ページ

動物園実習の感想 青山ケンネルカレッジ 西ヶ谷 憲佑

1ヶ月間本当にありがとうございました。いい経験になり、またいい勉強になりました。
 動物園などといった動物関連施設で飼育係として働くにはいろいろな面で必要とされてくる事が沢山あると感じました。どんな作業にも、しっかりとした理由があり、いろいろな事を考え行動しなくてはいけないと思いました。そのためには、経験を積みプロとしての正しい知識、深い洞察力、責任感を身につけ動物や自然のしくみを理解することが大事だと思いました。

 掃除の面でも、ただきれいにするだけではなく糞の状態やエサのチェックなど確認し、能率良く掃除をするためにはどのようにしたらよいかを考えていかなくてはいけないと思いました。

 それから、作業的には、毎日毎日同じ事の繰り返しだがその毎日の繰り返しが動物との信頼関係をつくっているのだと感じました。それから動物園というのは教育の場でもあるため、人々に動物や自然のしくみを理解してもらうとともに、動物や自然を通して何事に対しても思いやる心を持ってもらうためにも、動物園側が積極的に伝えていく事も必要だと感じました。やはり動物園などといった動物関連施設で働くには動物の立場、飼育者の立場、お客さんの立場を考えなくてはいけないと感じました。1ヶ月間ではすべてを理解する事はできませんでしたが、こういった経験や勉強ができ本当に良かったと思います。

 どの動物も自分に対し、知らない人がいると認識し警戒していて思うように作業が進まずお仕事の妨げになったかもしれませんでしたが、本当にありがとうございました。

« 142号の4ページへ142号の6ページへ »

一覧へ戻る

ページの先頭へ