6月18日は父の日です。

日本平動物園には数多くお父さん動物がいますが、今年お祝いしてもらえたのは、ブラッザグエノンのユウキです！
現在3頭のお母さんと3頭の子供のいる大家族の大黒柱ですが、動物園の中では新米お父さん。
なので今回は「お父さんありがとう！」とともに「お父さんがんばれ！」の気持ちも込めたイベントとなりました。
リンゴやニンジンで作ったカービングフルーツは(娘にとられながら)完食。
新イベントのおやつスライダーでもたくさんおやつをもらえて満足のようです。

さて、ユウキは無事にたくさんの方にお祝いしてもらえました。前回、母の日もレッサーパンダのホーマーが皆さんにお祝いしてもらえました。
そしてその裏で、ブログで担当飼育員が非公開の”お母さん”をこっそりお祝いしていましたね。
古き良き中型サル舎にもいるのです。非公開の”お父さん”が。

というわけで私もこっそりお祝いしました。

シシオザルのぺぺ、御年31歳です。

展示されているチュリナ(31歳)の夫で、ルキとテトのお父さんです。
ぺぺとチュリナの間には12頭の子供が生まれ、日本各地に婿入り、嫁入りしています。

シシオザルの寿命が30歳前後と言われているので、2頭ともかなり高齢です。
おかげで他の飼育員に「父の日っていうより敬老の日だよねー」と笑われました。
敬老の日は夫婦一緒にお祝いできるといいですね。

ペペはカービングフルーツ(写真3の右側。左側はユウキの分)を警戒するまでもなくリンゴやサツマイモと見抜きました。さすがです。
おじいちゃんなので手はプルプルしてますが、ちゃんと手でつかんで完食してくれました！
そのあといつもと同じメニューのご飯も完食。よく食べます。

ペペの元気な様子を写真だけですが伝えられてよかったと思います。

シシオザルのおじいちゃん、いや、おとうさん、ありがとう！
長生きしてね！