でっきぶらし(News Paper)

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138号(2000年11月)3ページ

ジェフロイクモザル 出産

  当園には上水禽池と下水禽池の2つの池があります。このうち、下水禽池の中に1つの島があり、そこで昭和58年よりジェフロイクモザル♂1♀2の飼育を始めました。飼育を始めた翌年最初の出産が見られましたが、この子は父親が奪ってしまい結局池に落とされるという散々な結果に終わってしまいました。
 その後もうまくいかず、4回目は取り上げ人工保育にし、5回目でようやく親元で大きくなってくれました。性別は♂、名前は「ハルキ」としました そうこうしているうちに親が相次いで死亡してしまった為、「ハルキに対し、3年前に上野より♀が来園し、新ペアづくりとなったわけです。

 そして1月10日、待望の赤ちゃんが生まれました。前の親たちとは違い、♀はしっかりと子を胸に抱き♂も子育ての邪魔をする様子は見られませんでした。そこでこれを機会に父親の名前は「ホープ」、母親の名前は「ハート」、そして赤ちゃんには「ピース」と名前を付けました。

 残念ながらまだ子供の性別は判りませんが、寒空の中頑張って子育てしている彼等を励ましに、一度下水禽池まで足を運んでみて見て下さい。。きっと自慢げにいる彼等に会えると思います。

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