でっきぶらし(News Paper)

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252号(2020年02月)1ページ

名前決まりました! ほかほか!カピバラのフルーツ温泉

名前決まりました! 

 11月30日、レッサーパンダの赤ちゃんの命名式を行いました。今回名前募集を行った赤ちゃんは母「ホーマー」と父「縞縞(ガオガオ)」との間に6月2日に誕生した女の子。父「縞縞」にとっては初めての子供です!

 名前は4つの候補名のうち、赤ちゃんにぴったりだと思う名前をお客様に選択してもらいました。候補名はそれぞれ「れいか(令花)」「かずは(万葉)」「わさび」「こはく」。誕生石や静岡にちなんでいるもので、どれも可愛らしい名前でしたが、1662通の応募の結果、778票を獲得した「れいか」に決定しました。

 名前の由来は、『立派に育ち、明日への希望とともに大きな花を咲かせてほしい』という願いを込めて、新元号「令和」の出展「万葉集 梅花の歌」にちなんで名付けられました。実は「れいか」は、令和の時代になってから最初に生まれ育ったレッサーパンダなのです。そのおかげか、たくさんのご応募をいただきました。とても素敵な名前をつけてもらえてよかったね!



ほかほか!カピバラのフルーツ温泉

 2019年に50周年を迎えた日本平動物園。その記念動物として来園したカピバラたちにとって日本平で過ごす初めての冬がやってきました。

 カピバラたちの放飼場にあるお風呂(プール)はお湯を溜められるようになっています。普段は水を入れていますが、冬の寒い間はお湯を入れているので、カピバラたちがお風呂に入って温まる様子や打たせ湯をしている様子を見ることができます。
そんな大好きなお風呂を温泉に見立て、いろいろなフルーツを浮かべた「フルーツ温泉」をプレゼントしました。これまでにお風呂に入れたフルーツは柚子、柿、リンゴ、イチゴ、レモン、ミカンです。お風呂の中にフルーツが入っていたらカピバラたちにすべて食べられてしまいそうですが、フルーツの種類によって好き嫌いがあったようです。

 冬至のイベントでは柚子を浮かべた本物のフルーツ温泉を実施しました。この日は美肌湯さまからカピバラたちに温泉のプレゼントをいただき(カピバラのお風呂に温泉のお湯を継ぎ足して温泉にしました)、柚子を浮かべた温泉に4頭ともまったり浸かっていました。柚子は一口もかじられることなく最後までお湯に浮かんでいましたが、柿、リンゴを入れたときには4頭共美味しそうに食べ、お風呂にはかじられたフルーツがたくさん浮かぶ、なんともシュールな光景でした。イチゴを入れてみると、食べる個体と食べない個体がいたり、みかんを入れると熟している甘いみかんだけ皮ごとかじられていたり…とそれぞれ好みが分かれたようですが満足してくれたと思います。

 カピバラがあったかいお風呂に入る様子が見られるのは冬の時期だけ!まだまだ寒い日が続きそうですが、そんなときこそ、お風呂でぬくぬくとあったまるカピバラたちをぜひ見に来てあげてください!

(大谷 舞)

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