でっきぶらし(News Paper)

一覧へ戻る

« 183号の3ページへ183号の5ページへ »

183号(2008年08月)4ページ

学芸員実習の感想

帝京科学大学 生命環境学部
アニマルサイエンス学科 2年 近藤 詩織

私は大学で動物のことを学んでいますが、学芸員の授業は他の学科と一緒にやっているので動物園での学芸員としての仕事がどんなことをするのかあまりわかっていなかったのですが、福田さんや杉田さんにとてもよくしてもらい、ご迷惑をかけたかとは思いますがとても楽しくやらせてもらいました。

実習は写真の整理や看板を作るなど、動物たちとはあまりかかわれない仕事ですが動物園にとって大事な仕事だとわかりました。動物園の裏方のような感じがしましたが、そんな裏方を知って、動物園を見る目が変わりました。

イベントや広告などどんなふうにすれば魅力を感じるか、他の動物園や博物館はどのように表現しているのか、そういうことを考えると今までより動物園がおもしろく感じます。
 
また、実習中は管理の方や飼育の方と話をすることができ、公務員のことや飼育のこと、動物園でやっていることなどを教えてもらいました。

特に子供動物園の鈴木さんの小学校への妊娠したモルモットの貸し出しのお話はとても興味深く、私は動物介在教育というものに興味があるので、もるもっとの出産や育児に携わることで小学生に与える命の大切さなどの効果について研究してみたいと思いました。
 
動物病院でも一日実習をやらせていただき、野生動物の保護など動物園としての動物病院の役割がとても大切だとわかり、動物園で働くということは飼育員として働くというイメージがありましたが、管理や病院、ボランティアなどいろんな仕事があり、多くの人に支えられているということがよくわかりました。

3年生では動物園学の授業もあるので参考にしたいと思います。大変勉強になりました。
ありがとうございました。

« 183号の3ページへ183号の5ページへ »

一覧へ戻る

ページの先頭へ