でっきぶらし(News Paper)

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180号(2008年02月)7ページ

【動物園実習だより】 獣医実習を終えて

北里大学獣医学科 山崎 久美子

動物園で研修させていただき、私は本当に貴重な体験をすることができました。研修をした1週間はとても早く、短く感じられました。毎日が充実したものであったからだと思います。

私はこの研修で、動物園という様々な動物がいる場所で働く獣医師は、本当に幅広い知識、観察力や応用力、そして飼育員さんとのコミュニケーションがとても大切だということを学びました。

それぞれの動物の飼育員さん達は本当に動物のことをよく見ており、少しの変化にも気付きます。これらの情報を元に、動物達が病気になってしまった理由を考えていくことが重要であることを知りました。

また、動物病院にいる動物達に対しては、一緒に世話をする飼育員さんと獣医師が、餌や糞便の様子を観察し、変化を見つけていかなければならないのだということを知りました。
 
私は昔から動物園で働きたいと思っていました。しかし、まだ具体的なことは何もわかっていませんでした。今回の研修を通して、将来やりたいことが具体的な形になって、想像できるようになったと思います。

この貴重な経験を無駄にしないように、これからの学生生活をもっともっと頑張っていきたいと思いました。

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