でっきぶらし(News Paper)

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165号(2005年05月)6ページ

スポットガイドだより

★5月15日 チンパンジー
お昼から雨が降り出し心配されましたが、直前に雨があがりました。担当の佐野(彰)飼育係員が、チンパンジーは私たち人の仲間であることや、7頭いる個体の見分け方や性格を最初に紹介しました。次に、餌の種類や調理方法、麻袋をいろいろな工夫をして布団代わりに使用することも実演してみせました。

また、道具を使う動物なので、アリ塚の中にジュースを入れて木の枝で上手にジュースを飲むことを解説し、実際にチンパンジーに木の枝を与えてジュースを飲む様子を参加者に見せたところ、おりの前は大勢の人だかりができ、歓声があがりました。



★6月19日 オランウータン
暑い日差しの中、担当の池ヶ谷飼育係員の解説で行われました。はじめに野生にいるオランウータンが森林の伐採や密猟などで絶滅しつつある現状、私たち人と同じ仲間であることを紹介し、オスのジュンの生い立ちや性格、接し方に気を使う点などを説明しました。

また、与えている餌の種類や、麻袋やダンボールを上手に使って暑さや寒さをしのぐ様子なども紹介しました。そして、餌の一部であるミルクを実際に飲ませたところ、一気飲みの早さに歓声があがりました。

おわりに、抽選で当たった5組の方には獣舎案内を行い、すぐ近くでオランウータンを見てもらいました。
1組限定で餌作りと給餌体験も行い、参加者は普段できない体験に大喜びでした。

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