でっきぶらし(News Paper)

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159号(2004年05月)2ページ

初めての夏を迎える ペンギンの兄弟

 新しい系統を入れ血液の更新を図る目的で今年の3月19日に東京都葛西臨海水族館より譲り受けた3個のフンボルトペンギンの有精卵が、当園の仮親となったベテラン夫婦の抱卵により、3月31日と4月3日に無事孵化誕生しました。残りの1卵は残念ながら途中で発育が止 まり孵化することが 出来ませんでした。
 孵化したペンギン のヒナ達は仮親の愛 情をたっぷり受け順 調に育ち、今では水 中で餌のアジを上手 にキャッチ出来るよ うになりました。そ して体型も親と同じ ぐらいの体型になり ましたが、羽根はま だヒナらしく、白と 黒のコントラストが はっきり現れていません。昨年12月当園の親から繁殖したヒナと合わせ合計4羽のヒナ達にはこれから大きな試練が待っています。それは静岡の暑い夏を無事に乗り越えることです。この夏を健康で過ごすことが出来れば、一人前のフンボルトペンギンになれることでしょう。今年の夏は特に厳しいから、みんなで応援して下さい。

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