でっきぶらし(News Paper)

一覧へ戻る

« 120号の7ページへ120号の9ページへ »

120号(1997年11月)8ページ

1997年をふりかえって【シロウ、ありがとう】

 平成9年9月5日、マサイキリンのシロウが息を引き取りました。享年9才、キリンの寿命は25才くらいですので、あまりにも若い死でした。
 シロウは、当園生まれのメス「徳子」の子として昭和63年4月17日に生まれました。しかし、徳子が親としての自覚がなかったため、飼育係が親代わりとなり、牛の乳を飲ませ大きくなった個体でした。 
 そのため、人慣れしていて、サマースクールの時など子供たちの近くまで寄ってきてくれ、身近にキリンの勉強をさせてくれました。
 そんな彼でしたが、昨年2月頃より足の具合が悪くなり、9月3日とうとう立てなくなってしまいました。1度は吊り上げて立たせられたのですが、2日後、残念ながら死亡してしまいました。シロウ、ありがとう。安らかにお眠りください。

« 120号の7ページへ120号の9ページへ »

一覧へ戻る

ページの先頭へ