153号(2003年05月)2ページ
レッサーパンダのミミ、フウフウ 天国へ
嬉しいニュースばかりなら良いのですが、悲しいお知らせをしなければなりません。当園のシンボルマークでもあるレッサーパンダのメスの「ミミ」が6月11日にそしてオスの「フウフウ」が翌日急死するというショックな出来事がありました。ミミは現在国内で飼育しているレッサーパンダのうち2番目に老齢な個体でした。このところ上手く換毛出来なかったり、両目白内障を患ったりと、寄る年波には勝てず、大往生でした。その一方オスのフウフウはまだやんちゃ盛りで、これからという時期だっただけに、辛い結末となってしまいました。
しかしフウフウが他界して半月後の7月5日メスのナラが1頭出産したのです。そう、フウフウの忘れ形見でした。フウフウ、ありがとう!
ナラはとっても落ち着いていて、餌を食べては巣箱に入り子の元へ・・・
子供の可愛い姿を御覧頂けるのはもう少し先になると思います。楽しみに待っていて下さいね。