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ふじのくに地球環境史ミュージアムと「動物調査研究等の連携協定」を締結しました

日本平動物園とふじのくに地球環境史ミュージアムは、学術的価値の高い動物試料を保存し、動物調査研究及び教育普及等に活用するため、日本平動物園開園記念日(52周年)の令和3年8月1日付で、連携・協力に関する協定を締結しました。

【協定締結に至る経緯】
 日本平動物園で飼育している野生動物は一般には入手が困難であり学術的価値を有することから、飼育動物が死亡した場合に一部は標本化して保存活用していますが、保管スペース等が課題となっていました。一方、ふじのくに地球環境史ミュージアムは、研究及び展示等博物館活動の充実を図るための野生動物の試料入手が課題となっていました。

【協定の内容】
 日本平動物園が提供可能な動物試料(動物の組織、細胞、血液等)を無償提供し、ふじのくに地球環境史ミュージアムは骨格標本や剥製等を製作し、双方で使用できることにしました。

【連携における効果】
 双方の使命・目的である動物の調査研究及び教育普及等に大きく寄与することができ、今後、共催企画展や講演会など、地元の動物園と博物館が連携して市民の野生生物への関心を高め、SDGs「陸の豊かさも守ろう」につながる取り組みが期待できます。

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