飼育日誌

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【ブログ】リバウェル井川よりレッサーパンダに雪をもらいました!(その2)

【ブログ】リバウェル井川よりレッサーパンダに雪をもらいました!(その1)の続きです

1枚目 いたっていつもどおりだったホーマーです。
    雪が輝いているので、いつもの笑顔もさらに輝いているように見えます。

2枚目 めずらしくいつも以上に走り回っていた縞縞(ガオガオ)です。
    日中に恋鳴きする様子もみられました。

3枚目 そわそわそわそわ雪どころではなかった和(カズ)です。
    放飼場では初めて隣にホーマーが来たので、気になって気になって仕方がありません。
    写真はちょっと落ち着いてリンゴを探しているところです。

レッサーパンダは季節繁殖動物と言って、オスとメスが出会う恋の季節が決まっています。

日本だと1-3月が恋の季節にあたり、

現在日本平動物園では縞縞(ガオガオ)♂とホーマー♀のお見合い同居をしています。

そして和(カズ)♂もホーマー♀のことが気になっているので、

1月の間はあえて隣の部屋にならないようにしていました。

今回、平等に雪を楽しんでもらうために隣りあわせの外放飼場に3頭を出したのですが、

隣の部屋にホーマーが見えている和は放飼場を走り回って、一番ホーマーに近づける場所を捜していました。

運がいいことに、ガラス一枚隔てた場所にホーマーが来てくれて、

和は(ガラス越しに)ホーマーの隣にいることができました。

ホーマーにどうアピールしたらよいか分からないらしい和は、

そわそわそわ毛づくろいが止まりません。

そうこうしているうちに、和に気づいた縞縞が和をひとにらみ。

和はあわてて退散しました。

縞縞にとっては今までとは違う種類の緊張をする1日で、良い刺激だったかもしれません。

・・・

今週の静岡は水曜から雨予報ですので、おそらく火曜日までが雪が残る日になるかと思います。

短い時間ですが、ご覧いただけた方はぜひ野生のレッサーパンダの生活にも心をはせて頂けると嬉しいです。

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