１１月２７日（金）、小型サル舎のクロミミマーモセットに三つ子の赤ちゃんが生まれました！
母親は今回が６度目の繁殖（今年だけで３度目の繁殖）になります。

生まれた当日から、父親や６月２７日に生まれた仔も、
赤ちゃんを背中に乗せて子育てを手伝っていました。

残念ながら、三つ子のうち１頭は１２月２日に亡くなりましたが、
残りの２頭は元気に成育中です。


クロミミマーモセットが三つ子を産むことは珍しいことではなく、
当園では1988年に飼育を開始して以来、８例の三つ子の記録が残っています。

しかし、三つ子の場合は死産であったり、赤ちゃんが誕生後数日で死亡してしまうことが多く、
３頭がみな半年以上成育した例は１例しかありません。

赤ちゃんの頭数が増えると、妊娠・出産や子育てへの負担が増えるようです。

今回の出産で、当園で展示しているクロミミマーモセットは１１頭になりました。

　♂ ブラック （2006年6月生まれ、2007年10月に浜松市動物園より来園）
　♂ タム 　　（2011年8月生まれ、2013年3月に日本モンキーセンターより来園）

　♀ ロシュ　 （2011年11月生まれ、2013年3月に日本モンキーセンターより来園）

　♂ガトー　　（2014年3月26日当園生まれ　ブラックとロシュの子）

　♂ショコラ　（2014年8月26日当園生まれ　ブラックとロシュの子）

　♂ミルク　　（2015年1月26日当園生まれ　ブラックとロシュの子）

　♂ビター　　（2015年1月26日当園生まれ　ブラックとロシュの子）

　子ども２頭（2015年6月27日当園生まれ　ブラックとロシュの子）　※性別不明

　 赤ちゃん２頭　（2015年11月27日当園生まれ　ブラックとロシュの子）　　※性別不明

※タム、ガトー、ショコラ、ミルク、ビターはバックヤードで飼育しているのでご覧になれません。