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マレーバク

日本平動物園のマレーバク
 

当園では、現在3頭のマレーバクがいます。オスの「シン」は1992年10月にアメリカのシンシナティ動物園から、メスの「ミライ」は2001年12月に広島市安佐動物公園から来園しました。子供の「アスカ」(メス)は、今年(2005年)の6月に生まれました。マレーバクは野生では父親は子育てに参加しない動物なので、母親が子育てに専念できるように父親と別居し、午前中は父親の、午後は母親と子供というように交代で放飼場に出ています。なお、シン(父親)とミライ(母親)の間に2年前に生まれた「ユメ」(メス)は、現在は東京都の多摩動物公園で暮らしています。そうそう、マレーバクにはまゆ毛はないんですが、ミライ(母親)の目の上あたりには、まゆ毛があるように見えるんですよ。ご来園のおりには、チェックしてみて下さい。


マレーバクの飼育と食事
 

マレーバクは、比較的穏やかで、人によく慣れます。ヒヅメはあるのですが、足の裏が柔らかく傷になることが多いので、ひんぱんに治療しなければなりません。治療の時は、体をこすると気持ちが良いのか横になるので(いびきをかいて寝てしまうことも)、その間は簡単に治療できます。エサは、好物のリンゴの他、ニンジン、キャベツ、サツマイモなどを食べます。木の葉や、木の茎なども食べますが、新鮮なものをあげたいので、園内のヤマモモやシイの枝を切ってきてあげています。ところで、マレーバクの飼育場所はちょっと独特のにおいがします。これは、自分のなわばりをアピールするために、壁におしっこを掛けて匂い付けをしているからなのです。


マレーバクについて
 

タイ、マレー半島、スマトラ島などの原生熱帯多雨林に住んでいます。全長が220〜250cm、体重は250〜300kgで、草、水草、果実などを食べます。主に森林や水辺のやぶの中で、子連れの母子以外は単独で暮らしています。泳ぎが得意で、水底を歩くこともできます。明け方や夕方に行動することが多く、敵から身を隠すために長時間水中にいることもあります。生まれてから、3〜4ヶ月は、縞模様が有りますが、大きくなるにつれ、白黒のツートンカラーになります。2年で成獣になり、寿命は30年くらいです。約2000万年前の化石と変化がなく、臆病がゆえに絶滅せず現代まで生存していると言われています。



マレーバクは、どこ?

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マップ中央右やや下


壁紙(カレンダー付)

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飼育日誌より
  2010-05-25 シン(♂)ミライ(♀)足の治療。ミライ、右後肢中指に切れ込みあり。シン、左前肢第2指に第1指の爪が当たり赤くなっている。

  2010-05-04 シン(♂)がミライ(♀)を追いかけて走り回る。噛み付いたりしたので、ミライの右腹などに傷が増える。その後、おとなしくなったが、シンが動くとミライは離れていても逃げてしまう。午後には、シンのそばにミライが寄ってきて何回か誘うことが見られる。

  2010-04-15 シン(♂)ミライ(♀)本日より同居させる。治療のため、10時過ぎに放飼場に出そうとしたが、最初、ミライが放飼場よりシンの部屋に入り、互いを追いかけ尿を何回もまき散らかす。10分後放飼場に出るが、追い掛け回して走る。シンがミライを追いかけていたが、時折、ミライが追いかけることもあった。30分ほどで落ち着く。園路に興味を示し、鼻をよく伸ばしていた。糞は水の中で排泄する。


  その他の飼育日誌はこちら

でっきぶらしより
  2008 - 4 ( 181 )号 病院だより マレーバク 「頑張ったね!シンくん」
  2006 - 4 ( 169 )号 マレーバクの担当を任されて   
  2004 - 3 ( 158 )号 マレーバクの「ユメ」多摩動物公園に嫁ぐ


ZOOしずおか より
  1990 - 7 ( 29 )号 特集  新獣舎紹介 オランウータン舎とマレーバク舎
  1987 - 11 ( 23 )号 マレーバクの繁殖
  1987 - 5 ( 21 )号 マレーバクうり坊の変身
 


静岡市立日本平動物園 〒422-8005静岡市駿河区池田1767-6 TEL:054-262-3251
開園時間:9:00-16:30(入園は16:00まで)/休園日:毎週月曜(祝日、振替休日のときは翌日)
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