でっきぶらし(News Paper)

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267号(2022年08月)8ページ

「早すぎる別れ」

私は本年度からゾウ班へ入った新米のゾウ飼育員です。4月当初、新人のためトレーニングなどは外から見ることしかできませんでしたが、いつか先輩方のように…と期待に胸を膨らませていたのを覚えています。しかしそこからわずか1か月後の5月5日、シャンティは旅立ってしまいました。あまりにも早すぎる別れです。ちょうど班長から「GW明けから俺の後について一緒に入ってみるか」と言われ、よーし頑張るぞ!と思っていた矢先の出来事でした。「できることなら元気なうちに触りたかったな…」と冷たくなったシャンティを触りながら思いました。ただ50年以上生きるゾウの最期に立ち会えたのは貴重な経験です。この経験を無駄にしないよう頑張らなくては、天国のシャンティに顔向けできません。

自分の年齢の2倍以上も生き、多くの人に愛されながら日本平動物園を開園当初から支えてくれたシャンティには尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。お疲れ様、ゆっくり休んでね。
          
(藤森 圭太郎リカルド)

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