でっきぶらし(News Paper)

一覧へ戻る

« 228号の3ページへ228号の5ページへ »

228号(2016年02月)4ページ

ニワトリNONO!ウコッケイ

ニワトリNONO!ウコッケイ

 皆さんどうも初めまして。私は2015年4月からふれあい動物園に配属となった、新米飼育員です。私は現在、アヒル、ガチョウ、ウコッケイを担当しています。
 以前、お客さんからウコッケイとニワトリの違いは何ですか?と聞かれて、うまく答えられませんでした。なので、今回はそのときの名誉挽回をしたいと思います。
 まず、見た目から!ウコッケイの見た目がニワトリと違うのは良く分かりますね。全身が真っ白で、羽がフワフワしています。日本平動物園にはいませんが、全身が真っ黒いウコッケイもいます。ちなみにウコッケイを漢字にすると「烏骨鶏」と書きます。この「烏骨」という漢字は黒い骨という意味になります。その名の通り、ウコッケイは骨、さらには内臓まで全部黒いそうですよ。内臓まで黒いのは驚きですね。その派手な見た目ともう一つ見て欲しい部分があります。それは、ウコッケイの足です。実はウコッケイの足の指の数はニワトリの足の指の数と違います。どこがどう違うかは皆さんの目で実際に確かめてみてください。(ニワトリの足の画像などは携帯で探してみてください。すみません。)
また、お客さんの会話から「ニワトリの卵と比べて高いんだよね。」というフレーズをよく耳にします。私も気になって調べてみたところ、ウコッケイの卵は1個100円から高いものは500円以上するものもあるみたいです。鶏卵だと1パック10個入で200円から300円程なのでどのくらい高いかわかりますよね。では、なぜウコッケイの卵は高いのか?それは普通の鶏卵と違って栄養価が高いのが主な理由です。それとニワトリと比べて産卵数が1/5程度しかないことも関係しているようです。
 これで少しでもウコッケイに興味を持っていただけましたか?持っていただけたならぜひ会いに来てくださいね。ではでは。

(飼育係 片野 孝太郎)

« 228号の3ページへ228号の5ページへ »

一覧へ戻る

ページの先頭へ