でっきぶらし(News Paper)

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186号(2009年02月)9ページ

スポットガイドだより

アメリカバイソン

11月23日、雨で順延となったガイドが暖かい日差しの中、担当の諸星飼育員の解説で行われました。

昔、インディアン達はバイソンを生活のための狩猟の対象とし、肉は食用に、皮は住居や衣類、角は器、骨は刃物などに利用し暮らしていたことが紹介されました。

その頃はバイソンは7千万頭ほどもいたそうですが、アメリカの開拓が進み鉄道がひかれると遊びのハンティング目的で狩猟するようになり、あっという間に何百頭の数に減少し、絶滅の危機に陥り、厳重な保護政策がとられたという話も紹介されました。

その後、バイソンに関するクイズを出題、正解者にはグッズのプレゼントがありました。最後に希望者には、獣舎の見学とオスのマックに餌やりの体験があり、気づけばガイドの時より大勢のお客さんの列になっていました。近くで見るバイソンの大きさにみなびっくり感動でした。


マサイキリン
 
12月21日、今にも雨が降り出しそうな空模様の中にもかかわらず大勢の参加者を迎え、担当の佐野一成飼育員の解説で行われました。

キリンが日本に最初に来た頃の様々なエピソードの紹介、背が高いので動物園へ運ぶのに大変苦労したことや、キリンは当時大変な人気でたくさんの人がつめかけた話などが紹介されました。

上の前歯がないことや首が長くても人間と同じ首の骨の数をもつことが骨格標本を見せながら説明されました。人工哺育で生育中のリキ君にペットボトルで作った特製の哺乳ビンでミルクを飲ませる様子や、餌の種類や糞を実際に手にとって観察しました。

最後にキリン舎の中を見学、希望者にはキリンに葉っぱのプレゼントにも参加してもらいました。

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