でっきぶらし(News Paper)

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180号(2008年02月)9ページ

スポットガイドだより

★11月18日 アメリカバイソン

諸星飼育員の解説で行いました。少し冷たい風が吹くにも関わらず、多数の参加者がありました。

はじめに、3頭のバイソンの名前と性格をエピソードをまじえて紹介しました。次に、餌の種類と量、バイソンの不幸な歴史(アメリカ大陸の開拓とスポーツによる狩猟などで絶滅寸前までになったこと)や、その後大切に保護され現在は大丈夫なことなどを話しました。

その後、クイズを出し、正解者にはバイソンの毛と缶バッチをプレゼントしました。終わりにバイソン舎公開見学を行い、その中で抽選で25名にオスのマックにニンジンのプレゼントのおまけもつけ、参加者は笑顔一杯でした。

★12月23日 オオアリクイ

前夜来の雨も上がり、10時半頃には日が射して、ガイド開始頃には風もあまりなくおだやかな晴天となり、その中で担当の河村飼育員の解説で行いました。

はじめに、生息地とその環境について話し、長いカギ爪を使ってアリ塚を壊し、60cm程もある舌にシロアリをからめ1日3万匹程も食べることを説明しました。

しかし動物園ではシロアリをそんなに確保できないので、代用食として牛レバー、鳥のささみ、卵、ドックフード、プレーンヨーグルトなどをミキサーで混ぜミンチ状にし1日2回与えていて、お腹を壊しやすい動物なので餌には大変気を遣っている事も紹介しました。

また、国内では飼育園館、頭数も少なく大変貴重な動物であり、日本平動物園で繁殖した個体は他園に送り出していますが、それでも絶滅が心配であるという話がありました。

最後に、アリクイの独特な採食風景見学と、体にタッチのおまけもあり参加者は大変喜んでいました。

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