でっきぶらし(News Paper)

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177号(2007年08月)10ページ

スポットガイドだより

★5月20日 中型サル

暑い日差しの中、実施されました。中型サル舎にはニホンザル、アビシニアコロブス、マンドリル、シシオザル、ブラッザグエノン、ジェフロイクモザルの6種を飼育中ですが、担当の有海飼育員が木の葉や落花生等を給餌している間に、野村獣医師がそれぞれの個体の性格や名前、最近の出来事などを解説する方式で進められました。

ガイド終了後は、獣舎を開放し通り抜け見学を行い、獣舎内の設備、餌の種類、動物の出し入れの仕方等の説明も行われました。参加者は皆喜んで、出口ではお礼の言葉がたくさん聞かれました。


★6月17日 チンパンジー

開始間際まで射していた強い日差しも陰り暑さも少し和らいだためか、用意したベンチが足りず立ち見の人も出る程の大盛況の中、佐野(彰)飼育員の解説で行われました。

まずはチンパンジーを含めた私たち人間に近い類人猿と呼ばれている仲間の紹介、類人猿と他の猿との決定的な違いなどの話をしました。続いて、現在5頭いる個体の名前や性格、先月までいた2頭のメスの子供達が韓国動物園へ嫁入りした話などをし、餌の種類を実物を見せながらの解説しました。

また、類人猿の仲間は飼育員との信頼関係を築いていないと全ての作業がスムーズに行かないことも説明しました。最後に、人工アリ塚の中にあるジュースをチンパンジーが木の枝を使って上手に飲む姿を披露し、チンパンジーが道具を使う動物であることを紹介しました。参加者は展示場の前に集まり、歓声をあげて見ていました。

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