でっきぶらし(News Paper)

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173号(2006年12月)5ページ

スポットガイドだより

★9月24日 ミナミシロサイ

雨で順延となりましたが、24日に好天の中行われました。はじめに当園の2頭のシロサイは開園20周年記念として来園し、体は陸上に住む動物の中でゾウの次に大きいことを紹介しました。

また、視力は弱く、その代わりに鼻と耳が発達し、耳は別々に色々な方向に向いて物音をとらえやすくなっていること、なわばりの中には糞をする場所があって直径3mほどの糞山となり、小便もするので、それはサイ同士の情報交換の役目を持つ伝言板の代わりになっていることも説明しました。

また、サイといえば角が高貴な薬として取引の対象となり、角目当てにたくさんのサイが殺されて絶滅の危機にある現状を伝えました。話の後には、参加者がサイに触れるおまけがあり、注意事項を聞いた後、順次サイとのふれあいを行い、触れた人は皆笑顔で大変満足そうでした。

★10月15日 ポニー

好転に恵まれた中、平野飼育係員の説明で行われました。最初に、ポニーと呼ばれる馬の基準は背の高さにより、高さ150cmまでのものを一般的にはポニーと呼ぶことを紹介しました。なぜ馬の仲間は奇蹄類と呼ばれるのか、クイズを出しながら馬の足の各部分は人の足のどの個所にあたるのか、その違いを説明しました。

また、乗馬用の道具とその取付、取り扱い方を解説し、実際に乗馬をして見事な手綱さばきでポニーを自由に動かし、参加者の拍手をもらいました。最後に、5才から小学6年生までを対象に乗馬体験を実施し、皆喜んでいました。

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