飼育日誌

一覧へ戻る

« 次の記事へ

【ブログ】レッサーパンダ・ホーマーの育児日記③

ホーマーの出産・育児に関する様々な出来事をお伝えするブログ第三弾。

第三回目は、お待ちかね!赤ちゃんの身体測定の様子です。


誕生から2週間がたち、赤ちゃんも順調に大きくなってきていました。
母仔の状態も落ち着いていることから、7月10日(月)に赤ちゃんの身体測定を行いました。

動物園のスタッフもみな、この時が赤ちゃんと初対面。
飼育担当者2名、獣医師3名、飼育係長の総勢6名で行いました。

手順はとてもシンプルで、
①ホーマーを寝室から展示室へ出す
②巣箱から赤ちゃんを取り出し、別室で身体測定を行う
③赤ちゃんを巣箱へ戻し、ホーマーを寝室へ戻す
という3ステップ。

単純ですが、どれも慎重かつ迅速に行わなければならない作業。緊張の一瞬です。


まずは飼育担当者がホーマーを寝室から展示室へ出します。
出産後ずっと寝室にいたホーマーは、久しぶりの広い展示室へすぐに出てくれました。

すぐに寝室の巣箱を開け、そっと赤ちゃんをすくい取ります。
初めて生で見る赤ちゃんは、「ふわっふわの灰色のぬいぐるみ…?」という印象でした。
大きさは子猫くらいでしょうか?

よく観察する間もないまま、獣医師らが待機している隣の部屋に運び、
さっそく体重、頭胴長(頭からお尻までの長さ)、尾長などを計測し、性別を確認してもらいます。

結果は…体重380g、頭胴長20cmの元気なメスでした!

測定を始めると異変に気付いた赤ちゃんが大声で鳴き始め、
それを聞いたホーマーもそわそわし始めます(汗)。

一通り計測・撮影が終わってすぐに巣箱へ戻しました。

作業は時間にして約3~5分ほどだったでしょうか。
赤ちゃんとの初対面は感動的にして、とてもあっという間でした。

寝室へ戻ったホーマーは念入りに赤ちゃんを舐め、我が仔の無事を確認しているようでした。

赤ちゃんに知らない臭いが付いたり、母親が強いストレスを感じたりすると、
赤ちゃんを連れ回したり、育児放棄したりしてしまうこともあるようですが、
幸いそのような行動は見られず、初めての身体測定は無事に終わりました。


あとで写真を確認すると、顔や尾にはレッサーパンダ特有の模様がうっすらと出てきており、
まだ色は灰色ながらも、少しずつレッサーパンダらしくなってきているようです。

次に会う時には一体どれほど成長しているのか。楽しみが1つ増えました。


つづく。

« 次の記事へ

一覧へ戻る

ページの先頭へ