飼育日誌

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樹液をなめる小さなサル

ピグミーマーモセット

哺乳綱 霊長目 オマキザル科

日本平動物園では

世界で最も小さい霊長類の一種と言われています。

樹液や樹脂を好んで食べますが、あらかじめ木の幹に穴をあけておき、
半日後に戻って来て、穴からしみ出した樹液を食べる行動が観察されています。

このように先を見越して将来の食料を準備する行動は、
人間とピグミーマーモセット以外の動物には見当たりません。

樹脂や樹液を好むこの食性を踏まえた餌の工夫によって、
1987年1月に飼育を始めて以来、50頭以上繁殖しています。

現在、第一小型サル舎で2頭(メス2)を飼育展示しています。

一般的には

【生息地】
南米アマゾン川上流の川辺林(コロンビア南部、ペルー、エクアドル)

【食べ物】
(自然)樹液、樹脂、昆虫、果実、蜜、小動物(カエル、トカゲ)
(動物園)パンがゆ(パン、粉ミルク、卵黄、きな粉を混ぜた物)、リンゴ、ブドウ、バナナ、オレンジ、煮ニンジン、煮サツマイモ、ミルワーム、新世界ザルペレット

【大きさ】
体長:12~17cm  体重:100~160g  尾長:17~23cm

【寿 命】
約10年 性成熟:♂8~10ヶ月 ♀10~14ヶ月

【生息数】
南米で約2500頭。ペットにするために乱獲され数が減り、商取引は規制されています。森林開発や伐採により住みかを失ってきています。

【形 態】
真猿類で最小のサル。樹木をかじるため、特に下の前歯が長く特殊化しています。つめは足の親指だけが平らであとはかぎ爪になっています。

【生 態】
・主に樹上で生活します。
・毎日樹皮に10個以上の穴をあけ、古い穴から順に樹液をなめます。
・家族を中心に互いに群れとなって暮らします。
・5~10匹の群れの中で、1つがいだけが子供を産みます。
・授乳の時以外は父親や兄姉が子の面倒を見ていることが多いです。
・鳥のようなきれいな声で鳴きます。

飼育日誌より

2017.09.17
ピグミーマーモセット 気温が低いせいか赤外灯の下にいることが多い。

2016.11.15
ピグミーマーモセット (♀)死亡する。

2016.01.16
ピグミーマーモセット (♀)やはりお腹大きい。餌を多めに与える。

2016.01.08
ピグミーマーモセット (♀)だいぶ体が丸くなってきた気がする。

2015.12.26
ピグミーマーモセット (♀)お腹が大きく見える(妊娠の可能性あり)。(♂)2頭共丸々太っている。

でっきぶらしより

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