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日本平全景昭和40年(1965年)、市政80周年記念事業として市立動物園建設構想が発表されるやその反響は大きく、市内の児童生徒の「一円募金」をはじめとする市民の寄付が相次いで寄せられました。昭和43年1月に着工し、複雑な地形と軟弱な地盤による難工事となりましたが、用地費3億6400万円、工事費3億9100万円をかけ、面積6.6haの動物園が完成しました。

 昭和44年(1969年)8月1日、123種371点の動物と、園長以下32名の職員をもって、緑に囲まれた自然豊な日本平動物園が開園しました。その後も、昭和49年にハ虫類館と展望園地が完成するなどし、平成15年末現在、飼育動物187種702点、面積約12haと国内では中堅クラスの動物園となりました。静岡市内はもとより、静岡県中部東部地域及び山梨県を中心に来園者があり、平成11年5月30日には、延べ2000万人の入場者を達成しました。

 平成12年8月1日に市制110周年、開園30周年を記念して、新遊戯施設「オートチェア」「ローラースライダー」を整備し、14年から15年にかけてオマハ市ヘンリードーリー動物園から姉妹都市提携35周年を記念して、ハクトウワシ、ピューマ、バイソン、ブラックジャガーが来園しました。

 日本平動物園は、四季にわたるイベントや遊具施設の整備を行い、市民の方々に行楽地として親しまれると同時に、サマースクールや幼児動物教室の開催など、児童生徒の情操教育に尽力しています。特に幼児動物教室は、開園2年後の昭和46年より実施し、現在では幼稚園・保育園の年長児を対象とした教室として広く定着しております。また、平成11年度にガイドボランティアを導入し、市民の自主的な生涯学習活動を支援しています。さらに近年は、学校週5日制や総合的な学習の時間の導入に対応し、職場体験学習・校外学習・ツアーガイド・出張動物園ガイドなど様々な学校対応事業を行っております。

 また、動物たちの良好な繁殖を手助けするために、レッサーパンダやオオアリクイの国内血統登録を担当し、特にオオアリクイについては国内随一の繁殖成績を収めています。一方で、県中部地域を中心として傷病野生鳥獣を収容し、自然界に復帰できるよう治療業務を行っております。さらに、静岡大学などの研究機関と協力し、DNAによる雌雄判別や、ホルモン分析による繁殖サイクルなどの研究も行っています。

 開園から35年を経て、施設の老朽化が著しい現状ではありますが、日本平動物園(新)整備計画のもとに、「遊びと学びを通じた人と動物と自然が調和した豊かな自然体験の場づくり」をコンセプトに、学習・文化、レクリエーション活動の拠点として、また環境教育活動の拠点としての整備を進めようとしております。

 

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静岡市立日本平動物園 〒422-8005静岡市駿河区池田1767-6 TEL:054-262-3251
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